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グローバルのヒント

木暮知之のインサイト

2025年3月28日

学習効果を最大化する「記憶に残る研修」

今回は「記憶に残る研修」に焦点を当てて、イマーシブ・リアリティ研修のお話をしたいと思います。

 

イマーシブ・リアリティ研修では、準備された空間やリアルなシナリオに参加者が入り込み、現実に近い設定で学びます。この体験は、単なる知識習得にとどまらず、実践的なスキルや判断力の向上が期待できるものです。

 

大きな特徴は、学びの深化を促す点にあります。人は机上の学習よりも「体験を通じた学習」の方が記憶に定着しやすいことは、アメリカ国立訓練研究所(NTL)の研究結果でもラーニングピラミッドとして提唱されています。

 

例えばVR技術を活用した研修では、顧客対応や危機管理、といった場面をリアルに再現できるため、座学では得られない実践的なスキルを身につけることができます。さらに理論と実践を繰り返しながら学ぶことで、より深い理解へとつながります。

 

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特に感情を伴う体験は、記憶に強く残ると言われており、コロンビア大学大学院神経科学科における研究でも発表されています。クレーム対応に焦点を当てた研修では顧客の怒りを肌で感じながら対応を試行錯誤することで、プレッシャーの中においても適切な判断を下す力が養われます。同様にリーダーシップ研修では、チームメンバーとの対話を通じて、さまざまな感情が呼び起こされ、視野を広げることができます。

 

また、イマーシブ・リアリティ研修は「失敗から学ぶ機会」を提供する点でも優れています。実際の業務ではもちろんミスを避けるべきですが、研修内であれば安心できる環境の中でチャレンジできます。そのため、より実践的なスキルが身につき、実生活でのパフォーマンス向上につながります。

 

今後、企業が研修の効果を最大化するためには、イマーシブ・リアリティ研修の活用が重要になってくるでしょう。単なる知識のインプットではなく、実体験を通じた記憶に残る学びを提供することで、社員のスキル向上と組織の成長に貢献できます。

 

イマーシブ・リアリティ研修について、もっと知りたい方はこちらからお気軽にお問い合わせください。